皆さんこんにちは。前回は、軽トラが壊れた話について記事を書きました。今回はジムニーに焦点を当てて実体験を基に記事を書いていきます。よろしくお願いします。 また、ヒッチキャリアについては、別の記事で触れていきたいと思っています
前回のお話→「”初代”狩猟車の軽トラ。遂に廃ゼットに...」
※山に入ることを前提に知人ベースで借りた車です。一般的なレンタカーや代車ではありません。
目次
今までに乗ったジムニー
軽トラを廃車にしてから、ハイラックスに乗り換えたむっちりーのですが、この1年間で4台のジムニーに乗って猟をさせてもらいました。4台のジムニーといっても、知人のジムニーだったり、代車だったりで、自分で所持したことはありません。個人的にビックリしたのが、ジムニーのオーナーによって全く乗り味が違うと言いますか、今まで4台、猟に使っていないジムニーを含めたら7台乗って、みんなそれぞれ個性がありました。まるで別の車のようです。なお、型式については詳しくないため、省略させてもらっています。
1台目:ヒッチキャリア付きジムニーAT(1本出し)
まずは、軽トラ廃車直後に熟練ハンターS氏から借りたヒッチキャリア付きジムニーです。S氏はザ・紳士というオーラを纏ったベテランハンターで、メインの狩猟車は7人乗りのパジェロ。普段はこのパジェロにヒッチキャリアを装着して猟をしています。
このジムニーで、10頭くらいシカを運ばせてもらいました。初めてヒッチキャリアというものに触れたので、最初はシカの積み方に苦戦しましたが後半戦はだいぶ慣れて色々コツがわかってきました。ただ、他人の車なので山を攻めきることはできませんでした(当たり前)。ヒッチキャリアは一本出しで、市販のヒッチメンバーに市販のヒッチキャリアを装着しています。
2台目:ジムニーシエラMT
続いてはジムニーシエラ。ハイラックスの入院中に1カ月ほど乗らせてもらっていました。5速のマニュアルトランスミッションで、かなり乗りやすかったです。加速も悪くなく、直進安定性もよく、燃費も13km/Lくらいあったかと思います。
このシエラにはヒッチキャリアはついていませんでしたが、5頭くらいはシカを獲ったと思います。11月の後半で、ちょうどシーズン最初のドカ雪が降るタイミングに乗らせてもらいました。脛丈くらいの積雪は余裕でラッセルしていきます。現行ハイラックスとペアで動いたりもしましたが、負けず劣らずでシエラの走破性の高さ?を感じることができました。
3台目:ジムニーMT
3台目は、これまたハイラックスの入院中に代車で借りたジムニーです。5速のマニュアルトランスミッションで、とても変わった乗り味でした。ハンドル径が小さく軽くレスポンスが良すぎるため、常にハンドルを両手で握っていないとまっすぐ走ることができません。直進安定性がめちゃくちゃ悪いといった感じです。60km/h出そうものなら、怖くて手汗が出ます。ターボが特殊で、ブォォォンと加速したあとアクセルを抜くと、シュポポポポとスポーツカーのような音がします。
このジムニーでも、5頭ほどシカを獲りました。街中を走るとめちゃくちゃ怖いのですが、山を走ると意外とそうでもなく、チョロQのようにチョロチョロ~ブゥーン!!と、あっち走ってこっち走って、くるっと回ってあっち行って、くるっと回ってこっち行く、そんな走りができる車でした。でもなんか臭かったですね。山を走っているときは。何の匂いかわかりませんが、エンジンルームからアイコスみたいな独特な香りが漂っていました。
4台目:ヒッチキャリア付きジムニーAT(2本出し)
いつも一緒に猟に行っている、バディちゃんのジムニーです。ハイオク仕様のブンブンカーで爆音マフラーです。キモチイイ感じの重低音ってやつですね。みんなに「こんなうるさい車だとシカなんか逃げるべ」って言われていますが、普通にシカ獲れていますし、クマともかなり遭遇しています(これは本人のクマ運が良すぎるだけかもしれませんが)。いつもはハイラックスで一緒に行くのですが、ハイラックスが入院しているときはこのジムニーを僕が運転して猟に行くことが多いです。ハンドルとアクセルがイイ感じに重くて安定感があり、結構運転しやすいのですが、よく言えば「ズッシリ」悪く言えば「モッタリ」しています。何頭シカを獲って運んだかは覚えていないですが、それなりの頭数運んでいるのはたしかです。ヒッチキャリアは2本出しで、着脱は安易ですが折り畳みはできないタイプです。
ヒッチキャリアの「一本出し」と「二本出し」とは
一本出しとは
一本出しは市販のヒッチキャリアによく見られる構造で、軸が中心に一本出ており、この軸を「ヒッチメンバー」に差し込んで装着します。一本出しのメリットは、市販品なので入手が容易であることと、折り畳み機構が付いているものが大半なので、使わないときは折りたためることです。
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デメリットは、軸が一本なため獲物を積んだ時の荷重がブレて軸がねじれてしまう点です。軽い荷物なら大した影響はありませんが、100㎏前後を載せて、さらに不整地を走る場合、軸にかかる負荷は大きくなります。ルーフキャリアからラッシングベルト等でヒッチキャリアの両サイドを引っ張って、軸に負荷がかからないように工夫している人もよく見かけます。入手や取り付けは容易ですが、ある程度自分で工夫できる人向けの装備とも言えます。
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ヒッチキャリアについて調べていくと、「ガタストッパー」という商品に行きあたると思いますが、一本出しのヒッチキャリアを使う場合は「ガタストッパー」を取り付けするのがおすすめです。ヒッチメンバーの穴とヒッチキャリアの軸との間に隙間があるため、振動でカタカタと音が鳴る場合があります。
二本出しとは
対して、二本出しヒッチキャリアは、軸がそれぞれ両サイドにあり、ラダーフレーム又は加工済みのヒッチメンバーに差し込んで固定します。市販品を見かけることは少なく、大体がワンオフになります。
二本出しのメリットは、言わずもがな強度が高くねじれに強い点です。デメリットは車種ごとに製作するため高額になりやすい点です。同じ型のジムニー同士ならまだ互換性があるかもしれませんが、車種が違うとラダーフレームの幅も違うため、使い回すことができません。ジムニーのほか、プラドやランクルに二本出しキャリアを付けているハンターもよく見かけます。僕も自分でヒッチキャリア系の狩猟車を持つなら、高くても二本出しにします。
入手経路は、ヒッチキャリア専門店(二本出しのヒッチキャリアもラインナップしていた)や、角材を切断溶接できる人がいれば作ってもらう形になると思います。市販の一本出しヒッチキャリアのバスケット部分を使って、二本出しにするという手もあります。どちらにせよ切断・溶接加工は必須になります。参考程度に、僕が製作に関わった二本出しヒッチキャリアは、8万でドナドナされていきました(後方赤色反射板付き折り畳み式むっちりーのはほぼ見てただけ)。一歩間違えば大事故を引き起こしかねない代物です。「製作者や販売者を選ぶのも、ヒッチキャリアを付けるという選択をしたのも、付いたヒッチキャリアを使用したのも、すべて自分」という考えを常に持ちましょう。自己責任。
気になる人は、「ヒッチキャリア 二本出し」で検索してみてください。
猟車としてのジムニーのメリット
ここからは、実際に猟にジムニーを使ってみて、感じたメリットデメリットを挙げていこうと思います。
小回りが利く
何といってもコンパクト。「最小回転半径」とかむつかしい話は置いておいて、林道での取り回しは圧倒的に良いです。普段山に入らない方には、なかなか想像が難しいかもしれませんが、山の中の林道や作業道というのは倒木で道が塞がっていることもあれば、崩落で道が削れていることもあります。夏場は様々な車や重機が走って、しっかり道が付いていても、冬になると走る車も殆どなくなり、道と法面の境目が目視できなくなることもなります。つまり、「転回(Uターン)をしたいところでできない状況」が度々訪れるわけです。大きい車よりは小さい車、ロングよりはショート、何より走破性の高さも相まって、多少法面に乗り上げながらでも無理くり回れるというのは、他のSUVと比べて圧倒的なメリットです。
もちろん、大きな車でもバックで戻るという選択肢がありますが、アップダウンも激しく、路面もぬかるみ、かつ両サイドに笹やイタドリが張り出している場所で、長くバックを続けるというのは、精神的にだいぶ疲れます(車から顔を出すとバチバチ草が顔に当たる)。
つい最近、むっちりーのも雪深く狭い林道でハイラックスをブンブン言わせながらイケイケゴーゴーで登っていましたが、路面がわるく上り坂でスリップして登れなくなってしまい、転回することもできないのでバックでずるずると下がってきました。もう、生きた心地がしなかったですね。なんせブレーキを踏んでもまったく止まらず(ABSが付いていないためフルブレーキするとタイヤがロックする)、雪壁に車のお尻を突き刺すしかないかなと思いました。ぎりぎり林道からはみ出さずに平地まで滑り続けることができたので、平地で展開して前を向くことができましたが、すごい手汗でした。せめて前向きであれば、エンジンブレーキも効かせながらトロトロ下れるのですが、悪路の上り坂で後ろ向きに戻っていくのはほんとに怖いです。
走破性が高い
走破性が高い、と言っても様々な視点がありますが、ここでは「一般人の想定する大体の場所を走ることができる」と、ひとまとめにさせていただきます。大体の場所とはどこか、今まで走ったロケーションを参考にしますと、ジェットコースターの登りくらいある急傾斜の砂道、ゲリラ豪雨のあとのヌルヌルの泥道、耕耘されたての畑、ゴロゴロ岩が転がる砂利道系林道、湿地帯のようなあしもとフワフワ系の草原、スネまで沈む雪道、等々になります。
下画像の道をハイラックスで登るときは、基本的にウインチで引っ張りながら登るのですが、ジムニーではスタックヘルパーも使わずに”比較的”容易に登ることができました。車幅が違うのでハイラックスではグリップできないところでグリップできたり、車両重量が軽い分沈まなかったりと、色々な要素があると思いますが、悪路への強さは伊達じゃないなと感心した記憶があります。
純正でも高い走破性を持ち、カスタム次第で川の中だろうと法面だろうと、道ではない場所を走ることができる、それがジムニーという車だと思います。そして、そんな走り方を動画にしてアップロードしている人たちがたくさん居るので情報収集もしやすいです。
パーツが豊富
ジムニーユーザーはとても多く(型式を問わず)、山用、海用、街用、災害用、多種多様な用途で乗られている車でもあります。ユーザーが多く用途が幅広いということは、その幅広いニーズに合わせて外装品や内装品等のサードパーティー製品需要があるというとになり、供給量も多いと解釈できます。
実際、Amazon等で探してみると、ポン付け(車側に穴あけなどの加工をせずに装着する)できる製品から、特殊な加工が必要なものまで様々な製品が流通しており、初心者から玄人まで千差万別のカスタムをできる点が、他のSUVにはない魅力であると思います。
修理事例が多い
むっちりーの論では、世に出回ってる台数が多い=その分故障や事故をしている台数も多い=それを直している車屋さんも多い=直せる整備士も多い。という方程式が成り立ちます。また、パジェロやハイラックス、ダットサンなどの狩猟車と比べて、修理するとき「パーツが入手できなくて修理できない」ということも少ないのではないかと思います。数世代前のJA11のジムニーですら、パーツに困らないと聞くほどです。
不具合に関しても、YouTubeやみんからなどの媒体で、修理や不具合情報がたくさん出回っているので、なにか不具合があったときに、先人の知恵を借りるということもしやすいです。
実際、僕が今乗っている1997年式のハイラックスだと、パーツが取れないと言われることも多いです。じゃあ修理できないかと言われると、ヤフオクなどで中古の部品や、分解清掃済みのリビルド品などを購入することで修理は出来ます。ただ、出品数も少なくさらには基本的に自分で購入して車屋さんに持ち込みという形になるため、部品が適合しなかった場合の保証等もありません。ハイラックスをはじめ、古い年代のプラドやランクル、パジェロやサファリ、ティラノやプロシードなど、歴戦の猛車にのっている方の多くは、パーツの入手に難儀しているのではないかと思います。
上のプロシードは、射撃場でお会いしたベテランハンターの狩猟車で中も覗かせてもらいましたが、ものすごい労力と費用をかけて維持されていました。でも、めちゃくちゃカッコイイですよね。古い車は維持が大変とよく言いますが、補って有り余るほどの魅力があると思います。ただ、それは補える能力があることが前提なので、むっちりーののようなヘッポコハンターには手が出せません。
ラダーフレーム構造である
ザックリ説明すると、ラダーフレーム構造とはラダーフレームというハシゴのような頑丈な骨組みに、人間が載るボディ(箱)が上にボンッと乗っかるような構造です。このラダーフレームの利点は、構造が非常にシンプルで頑丈。不整地を走ったり、重量物を載せたりするのに向いています。しかしながら、フレーム自体が重たいため燃費が悪く、一般的に乗り心地も良くありません。
対して、私たちが普段目にするプリウスやらカローラやらアルファード、ヴェルファイア、その他諸々の車は、モノコックボディといって、人間が載るボディ(箱)自体が柔軟性があり頑丈で、いうなれば箱自体が車といってもよいかもしれません。使われている素材も様々で、ラダーフレームと比べて軽量なため燃費も良く、かつ広い室内空間の確保が可能なため、一般車として普及する殆どの車はこちらのモノコックボディを採用しています。
たしかに、乗り心地や燃費を考えると、モノコックボディは快適なのですが、悪路の走行や獲物の運搬という観点で見ると、ラダーフレームに軍配があがります。悪路走破性が高いのはもちろんですが、ヒッチキャリアを付ける際も、頑丈なフレームに対してヒッチキャリアを固定することができます。モノコックボディでもヒッチキャリアを装着することは可能ですが、ヒッチキャリアに獲物を積んだ状態で、でこぼこした林道などを走行すると、本来加わることが想定されていない力がボディに加わり、破損や故障に繋がります。
実際に、ヒッチキャリアを付けている狩猟車で、モノコックボディというのはまだ見たことがありません。パジェロイオやデリカにヒッチキャリアを付けて獲物を運んでいるのは見たことありますが、三菱の車は、モノコックボディとラダーフレームのキメラみたいなものが多いので、よくわかりません。ビルドインラダーフレームと呼ばれていますが、下にもぐって構造をマジマジと見たわけではないので、わからないという感じです。パジェロイオの下にもぐったことはあるのですが、結局よくわかりませんでした。
猟車としてのジムニーのデメリット
荷物が載らない
これは、僕が軽トラからハイラックスと、ピックアップトラックをメインにして猟をしているというのもあると思いますが、ジムニーの収納力の低さは気になってしまいます。そもそも荷室といえるほどのスペースがなく、後部座席を倒してやっとステーションワゴンのトランクレベルです。狩猟車として使うのであれば、最低でもルーフボックス、出来ればルーフラックを付けたいところです。
「そもそも何をそんなに載せるの?」という疑問を持つ方も居るかもしれません。むっちりーの論では、燃料携行缶、ロープ、カラビナやスナッチブロック、スタック脱出グッズ、ソフトループなどの小物、土嚢袋やペットシート(解体したお肉用)、スコップ、チェーンソー、ドリルウインチなどは殆ど必須装備です。かつ、ロープなどは使うと汚れるので、車内に入れたくないですよね。なので、ルーフボックス内に収納するか、ルーフラックにコンテナボックスを固定して収納する必要があります。
ジャダーが出る
ジムニーの持病である「ジャダー」。これは、運転中に段差などをきっかけにタイヤがブルブルと震え、つられてハンドルもブルブルと震える現象です。現行のジムニーはわかりませんが、23のジムニーは結構な割合で発生していると思います。少なくとも身近に2人、ジャダーに悩まされているジムニーユーザーがいるので、ジャダーの発生は決して低い確率ではないと思っています。
ジャダーに関しては「原因となる箇所を直せば治る」と聞いています。大体が、リフトアップや大径タイヤを履くことによる不具合らしいので、もしかすると純正のまま乗っていれば発生しないのかもしれません。普通に、ノーマルでも発生するようです。海外のジムニーユーザーの間でも常識でデスウォブル(Death Wobble)直訳すると「死のぐらつき」と言われているみたいです。ジムニーという車種を選択する以上、「ジャダーが発生するかもしれない」と覚悟しておいた方が無難かと思います
参考外部サイト→ジムニーでジャダー・シミーが発生した時の原因と対策まとめ
頭数と重量が載らない
そして、ジムニー+ヒッチキャリアの組み合わせだと、1頭を運ぶことはできても、複数頭運ぶというのは結構厳しいです(エゾシカの場合)。ヒッチキャリア自体、車幅をはみ出さないように作らなくてはならないので、プラドやパジェロに付けるのと、軽のジムニーに付けるのとでは取り付けられる大きさに差が出てしまいます。1頭でも獲物を積んでしまえば、トランクを開けられなくなってしまいますし、獲物を“運ぶことは出来る”けど運ぶのに“向いているわけではない”という認識が大事です。
そして、ヒッチキャリアに載せられる重量にも制限があります。もともと車両重量も比較的軽めで、さらにキャリアを車両後方に付けて荷重を加えると、後ろ重心になってしまうのは想像に容易いかと思います。200㎏のクマを積んだところ林道でウィリーしたという話も身近に聞いたことがあります。
破損案件:ヒッチキャリアの限界点
実際に冒頭の4代目、二本出しのヒッチキャリア付きジムニーで猟をしていたときの話です。2人でまずシカを1頭撃ちヒッチキャリアに載せて、その後親子で居た2頭のシカを撃ちました。まず引き上げに一苦労するのですが、引き上げてから載せるまでがさらに大変で、パズルのピースのようにシカの向きを変えたりしながら、うまく重なるように積み上げていきました。3頭積み上がったところで、シートで覆いラッシングベルトでギチギチに締めあげます。
ここまでは順調だったのですが、山から下りる時に、グワングワンと揺れそのたびに強い負荷がかかったのでしょう。食肉処理施設についてから、シカを降ろすのがやけに簡単で「おかしいな?」と思い、よくよく見たらヒッチキャリアの軸が曲がって傾斜がついていました。
重量的には65キロ、60キロ、45キロ、周辺のシカだったので、200kgもなかったのですが、ヒッチキャリアに使っている部材や固定方法によって耐荷重は異なるため、自分の装着しているヒッチキャリアがどの程度強度があるのかをあらかじめ把握しておくことが大事だと痛感しました。ひとまず、3頭積んだらひん曲がったという貴重なデータを得ることができました。後日、補強を入れてバッチリ直してもらいました。
事故案件:デカイ車から小さい車に乗る時は要注意
そして、むっちりーの一生の恥。秋頃に人のジムニーで他人の車に擦るという失態を犯しました。ロケーションとしては、既に止まっていた白いRAV4の隣に、バックで右後ろのお尻を入れるような形で駐車しようとしたところ、右に寄せすぎて擦ってしったという状況です。ハイラックスは、デカくて曲がりにくく、かなり右を攻めながら曲がらないと左に余裕がなくなってしまうので、いつものハイラックスの感覚で入ろうとしてしまいました。
運転手不在の車に擦ってしまったので、運転手の帰りを待ちつつ、警察に連絡をして事故処理。お相手の方もとても丁寧に対応してくださりました。修理に関しては、相手の車の修理費用よりも、保険を適用した場合の年間保険料の方が上がってしまうということで、お相手のバンパー交換代金14万円きっちり自腹でお支払いいたしました。車を持って5年目にして、初めて人の車に危害を加えたので、超絶落ち込みました。超絶落ち込んでいたのに、その日は市内のイベントでシカのコスプレをして盆踊りを踊る日だったので、もうなんとも表現しにくい感情で1日を終えました。
まとめ
最後の事故の話はともかく、今回はジムニーで猟をすることについて、少ないながらも自身の経験から語らせていただきました。個人的には、ジムニーが林道最強だと思っているのですが、自分の猟のスタイルに合うかと言われると、少し微妙かもしれません。なんにせよ、自分でジムニーを買って、イジって、そのうえで猟をやってみないと、ハッキリとしたことは述べられないですね。もしかすると、そのうち「ジムニーを買ってみた」なんて記事を投稿するかもしれません。いや、「ビッグホーンを買ってみた」になるかもしれません。違うな、「パジェロショート平成5年式買ってみた」かもしれません。やっぱこうして思うと、ディーゼルのもったりブルブルした感じが好きなんですよね。
なにはともあれ、今回はジムニーについてのお話でした。次の狩猟車シリーズは本命ハイラックスについて書いていこうかと思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。