Guns & Gears 銃のこと

そうだ、バトラーキャップにしよう

 今回はただスコープのキャップをバトラークリークのキャップに変えるだけの短いお話です。

ゴム紐のスコープキャップは使いにくい

 スコープのキャップ。今まではそんなに意識していませんでした。というのも、今までのスタイルであれば猟場に着いた時点でキャップを外していたからです。しかし冬になると必ず付きまとうのが雪、そして転倒。もうね、大変ですよ。双眼鏡もスコープも、一度こけたら雪がレンズに詰まって、指先の自由が利かない暖か手袋だとまったく雪が取り除けません。

 というわけで、キャップをつけたまま出猟するようになった僕ですが、このキャップってなかなかに邪魔なんですよね。特に僕のスコープにもともと付いていたこのキャップ。ゴムでビヨーンって引っ張ってはめるタイプのキャップですが、これが非常に使いにくい。

所持しているエアライフルもこの手のスコープキャップ。そっちはキャップを付けたまま覗くことが出来る

 わざわざパコ、パコと外して、ポケットにしまって、それからスコープを覗いて、いやそんなことやってられるかい!って場面がそれなりにあります。キャップをポケットに入れる手間を省くために、キャップのゴム部分をスコープに固定してみたりもしましたが外したら外したでカチャカチャ銃にあたってうるさいんですよね。

 そんなこんなで、かねてより気になっていたバトラークリークのキャップを購入し、スコープに取り付けたわけです。

バトラーキャップを取り付ける

 バトラーキャップとは、あのカチッとするとパカッと開くタイプのキャップで、バトラークリークという会社が製造しています。まずは、バトラーキャップを購入するにあたって、スコープの対物レンズ側の外径と接眼レンズ側の外径を測っておきましょう。

シンワのノギスはとても使いやすいですね

 僕のスコープの場合、対物レンズ側の外径は50.5mmとなっていますね。同じように接眼レンズ側も計測します。

フォーカスのダイヤルが被るのが残念

 接眼レンズ側の外径は43.6mmとなりました。ちなみに、僕のA-BOLTにもともとついていたNikonのプロスタッフというスコープ、接眼レンズ側にフォーカスダイヤルがあります。バトラーキャップを付ける前に、しっかりとフォーカスを調整しておきましょう。このNikonのプロスタッフは、もう製造していないのですがとても視界がクリアで見やすいです。出来る事ならもう一本欲しいなぁ。

 対物レンズ側と接眼レンズ側の外径を測ったら、適合するバトラーキャップを探します。僕はコチラの「バトラークリーク スコープキャップ サイズ一覧表」を参考にしました。ぴったりのサイズを選ぶよりは数mm大きいくらいのサイズの方が良いと思います。僕は対物レンズ側のキャップをObj31(50.7mm)、接眼レンズ側のキャップをEye20(45.1mm)にしました。

両方合わせて5千円弱

 キャップが届いたらスコープにマスキングテープを巻いて隙間を調整し、キャップをはめます。黄色いマスキングテープがはみ出て少しダサいので、気になる人は黒いマスキングテープとかにした方がいいかもしれません。まあ僕は見た目にそんなにこだわらないので、そんなにきになりません。

家に黄色いマスキングテープしかありませんでした
まあ少し黄色いくらいがちょうどいいってこともありますよね

 これで完成です、場合によってはキャップとのつなぎ目をテープ巻くなどして防水性を高めた方がいいかもしれませんね。猟場での取り回しは良好で、スコープキャップのわずらわしさがだいぶ解消されました。ただ、キャップの材質自体が割とチープなので、長く使っていると経年劣化でそのうち壊れるような気がします。ひとまず今シーズンはこれで行きたいと思います。

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