今回は初猟の反省を活かすために購入した安全装備さんのエアライフル用銃カバーについて書いていきます。
※初猟の反省点はこちらから「猟日誌①初猟の感想と反省点」
銃は裸で持ち歩けない
まだ銃を所持していない人は、狩猟というとなんとなく裸の銃を担いで野山を歩き回るようなイメージがあるかもしれません。しかし実際には銃を裸で持ち歩くことは違法になります。
第四条又は第六条の規定による許可を受けた者は、当該許可を受けた銃砲等を携帯し、又は運搬する場合においては、第二項各号のいずれかに該当する場合を除き、当該銃砲等に覆いをかぶせ、又は当該銃砲等を容器に入れなければならない。
銃砲刀剣類所持等取締法 第十条第4項
僕の場合、銃をソフトケースに入れて持ち歩いていたのですが、流し猟や忍び猟をするにあたってケースでは不利な場面が多い事に気付きました。そこで、安全装備さんのエアライフル用カバーを購入しました。こちらのカバーはスリングを付けたまま装着可能で、さらにカバーを装着したまま発砲できるという優れものです。商品は購入から2日で届きました。
カバーには全長110cmのMサイズと120cmのLサイズがありますが。僕のs410は110cmよりも大きいので、本来であればLサイズを購入するべきですが、カバーが大きすぎて先っちょが余ったりしたらダサくて嫌だなと思い、Mサイズを購入しました。←これが悲劇の始まりでした。
実際にカバーを装着した様子
皆さんの思考が手に取るようにわかります。「丈、足りてないんじゃない…?」そうなんです。丈が足りません。パッツパツです。しかも僕のs410は負環を手作りしているので、特にシリンダー付近がパッツパツに張っております。負環に干渉しないように無理やりカバーを前に引っ張っているため、スコープがカバーできていません。サイズが合わないことを承知の上で購入したのですが、さすがにちょっと焦りました。なんてったって本体5,500円の送料1,000円ですから。
ですが全然大丈夫です。まずスコープをしっかりカバーするために銃床を基準に引っ張ります。そうすると負環がカバーの奥に入り込みスリングが取り付けられなくなってしまうのですが、ここで穴を開けます。
穴を開けたことによりカバーをしたままスリングが取り付けられるようになりました。良いですね。スコープ部分のカバーを外せば弾倉も入れられますし、トリガー部分のカバーを外すことでボルトもトリガーも引くことができます。
これでだいぶいい感じですね。
え?銃口が飛び出てる?いや~、出ちゃってますね。この状態で猟場を歩いたら違法になるのでしょうか。ちょっとその辺は曖昧ですが、必要があれば銃口付近にカバーを足したいと思います。猟場でのインプレッションはまた後程追記します。
※絶対に獲物を撃つ機会のない車内等ではカバー付きのままソフトケースに入れます。あくまで猟場での持ち歩き用の銃カバーとして扱った方が無難です。