皆さんこんにちは。私事ですが、実はエアライフル既に直っております。直ったのが嬉しすぎて連日朝6時から猟に出ているため、直ったという記事を書けずにいます。猟の詳細はまた猟日誌で書こうと思っているのですが、安心してください。いまだに坊主です。
ただ毎回手ぶらで帰ってくるわけではなく、毎回何かとキノコを収穫して帰っているのです。今回は人生初めて出会ったキノコ「コガネタケ」を焼いて食べたのと、きのこ蕎麦にしたので皆さんに紹介させていただきます。
材料
コガネタケ
本日の本命、コガネタケです。コガネタケの特徴は、まるで「きな粉」をまぶしたかのように表面が粉っぽいことと、色もきな粉のように黄色いことが挙げられます。後程図鑑で調べると別名きなこたけとも呼ばれるらしいです。きな粉みたいだなぁと思った僕の感性は間違っていなかったということですね。
かさの裏側は本来ひだ状になっているのですが、まだ膜(つば)で蓋をされています。成長するとこの膜が破れ、軸に残ってつばになるわけですね。軸の断面は詰まっており、臭いを嗅ぐと独特な生臭い香りがします。周囲の環境はイタドリに覆われている雑草地です。
エノキタケ
またエノキが出ていたので少しだけ採ってきました。天然エノキを食べてしまうと、市販の白い細いエノキに戻れなくなってしまいますね。あれはあれで美味しいんですけど、歯に挟まるんですよね。
そばつゆ
・水 300㏄
・ほんだし 小さじ1
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ1
・砂糖 ひとつまみ
作り方
1.コガネタケの表面の粉を洗い落とす
まず流水でコガネタケの表面の粉を洗い落とします。かさが膜に覆われていれば基本的に虫に入られていないと思いますが、膜を破ってヒダよく洗っておきましょう。エノキタケはいつも通り虫を洗い流します。
2.きのこを切って煮たり焼いたりする
採ってきたコガネタケの半分はお蕎麦用、もう半分は焼いて食べる用にしました。焼きコガネタケは、縦半分に切ったコガネタケを魚焼きグリルで焼くだけです。火の通りが甘いとお腹を壊すらしいので、しっかり焼いていきます。
お蕎麦のつゆにも、切ったキノコを入れていき、つゆの材料をすべて投入してから鍋を火にかけます。同時進行で蕎麦も茹でておきます。
3.煮えた焼けたでもう完成
焼きコガネタケの方はひっくり返しながら全面を焼き、良い感じに焼き上がったら完成です。
ものすごくキノコ汁が出ていますね。うまみ成分が凝縮されていておいしそうです。蕎麦のおつゆも一煮立ちさせてきのこに火が通れば、茹で上がったお蕎麦を入れて完成です。
いざ実食
そばの盛り付けが汚いのはすいません。バテバテでそこまで気に掛ける余裕がありませんでした。それでは頂きます。
まずは焼きコガネタケから醤油をかけて頂きます。コガネタケ、想像以上に美味しいです。食感は焼いたエリンギに近いかもしれませんが味はまさにイカ風味です。イカ風味のエリンギって聞くとあまりおいしくなさそうですかね。このコガネタケは、焼くとイカの香りがすることで有名なのですが、想像以上のイカっぽさでした。きのこを噛むとあふれ出てくるキノコ汁に旨味があり、思ったよりジューシーな感じです。
続いてきのこ蕎麦ですが、きのこ蕎麦が不味くなる方が難しいですよね。普通に美味しいです。そのへんの道の駅や飲食店で出しても売れる味です。エノキタケはもちろんプリプリで美味しんですが、コガネタケのジューシーな食感と旨味も良いアクセントになっています。焼いても美味しかったですが、茹でてもいけるもんですね。ごちそうさまでした。
まとめ
今回は人生で初めてのコガネタケでしたが、これからも見かけたら採って帰ってこようと思います。キングオブおいしいキノコであるシイタケが星5つだとすると、コガネタケ・エノキタケは星3つくらいでしょうか。ムラサキシメジは星4つですね。エリンギや市販のエノキが星2つといったところでしょうか。また面白いキノコを見つけたら紹介したいと思います。