実は僕、こう見えて釣りが結構好きです。海ならニシン、ホッケ、マメイカ、ガヤ&ソイ、アブラコあたりをよく狙いに行きます。下の画像は小樽にて100円ジグで釣ったぶりぶりホッケです。

川はヤマメ、イワナ、オショロコマ、ニジマス、カジカあたりを狙います。ブラウンやイトウ、ヒメマスなんかはまだ釣ったことはありません。下の画像はぎりぎり尺にいかなかった尺じゃないヤマメです。

餌釣りもやりますが、ルアーフィッシングの方が釣りとしては好きですね。近々、テンカラを始めようと思っています。基本は「食べるために釣る」ですが、ヤマメは小さいのと立派なサイズは極力リリースします。ニジマスに関しては外来種でヤマメとバチバチやり合っているので、極力お持ち帰りして食べるようにしています。
家から車で30分、初挑戦のI川上流へ
といっても、仕事を始めてからはなかなか行けず、さらに休日も電波圏内に極力居る必要があるので、今日はかなり久しぶりの川釣りです。目指すはI川上流。化石取りや釣り人、キノコ採りがひしめきあう、群雄割拠の国有林となっています。今回のメンバーは相棒と大学の後輩君、一つの沢に3人は少し多いですが、まぁなんとかなるでしょう。
クマにスプレーを噴く
家から車で30分といっても、20分も車を走らせればもうそこは野生の王国。そして諸事情により僕たちハンターも周辺国有林にて一切駆除を行っていないので、もう鹿熊パラダイスです。後輩に「クマ見れるかもね」と声をかけた直後、カーブを曲がった先に普通にクマが歩いていました。

いやー、これにはさすがの僕もびっくり、話がタイムリーすぎて大興奮です。まあでも、居ても全然おかしくない地域ですし、クマがガードレールを乗り越えるのを待って、またトロトロと車を走らせました。
「このへんにたしか入ったよね」なんて言いながら、クマが入った藪を流し見していると、なんとビックリ、クマと目が合うではありませんか。のんきに道路わきでフキを食っています。車が居てもお構いなし。さすがにこの人(車)慣れ具合は危険だと判断し、持っていた熊スプレーを後輩に噴いてもらう事に。

ただ、スプレーの刺激臭によって逃げたというよりは、「プシュー!!」という噴射音に驚いて逃げたような感じです。しっかりと噴射口をクマに向けているので、少なからず刺激臭は感じていると思います。クマはすっ飛び、あっという間に藪の中に姿を消しました。
これ実は写真ではなく動画で、「SNSにあげたらバズったりするかな~」と思ったりもしたのですが、「クマがかわいそう」「虐待だ」という批判が来ても嫌なので、SNSにあげるのはやめました笑。こういった車慣れ、人慣れしたクマが辿る未来というのは、ほとんどが駆除か交通事故です。であれば、痛い目を見せて「車は怖いんだ」「人は恐ろしいんだ」と警戒心を植え付けてあげた方が幾分か“クマにやさしい”と僕は思います。
ウグイ9割ニジマス1割
クマと遭遇して5分後、さっそく釣り場に到着します。僕は渓流ベイトフィネス(使用するのはスプーン)、相棒と後輩は餌釣りです。準備を終えて沢に降りると、さっそくクマの痕跡とコンニチハです。

スケールがないのでわかりにくいと思いますが小さな足跡で、今年生まれのクマの足跡だと予想します。まるで3歳児が裸足で泥の上を歩いたかのようですね。もしかしたら3歳児が裸足で歩いたのかもしれませんが、むしろそっちの方が怖いです。

早速、沢を釣り上っていきます。ロケーションは最高ですが、水温が高くヤマメの釣れる雰囲気ではありません。

初手はウグイ。

ウグイを何匹か釣った後に、やっとニジマスが釣れました。ちなみに、餌釣り勢はウグイの猛攻により餌不足に悩まされていました。最終的にニジマス5匹を確保して終了しました。ウグイは冗談抜きで40匹は釣れた気がします。
ニジマスの塩焼き
釣ったニジマスは、キャンプ場で塩焼きにしていただきました。上流部の綺麗なところで釣ったからか、臭みが少なくてすごく食べやすかったです。ごちそうさまでした。

どうしても紹介したい鉄板ルアー
僕が川釣りをする上で、絶大な信頼を置いているルアー、それがこの記事の釣果画像に写っている「彩斗フィールド3.6g」です。画像に写っている赤金はもう3年選手になります。
北海道の釣り具やなら、大体のところに置いてあるとは思いますが、この彩斗フィールドの「赤金」と「シルバー」、この2つのカラーには足を向けて寝られません。ヤマメに対しても抜群にききますし北海道の小渓流では丁度いいサイズ感。このスプーンに自分で巻いたスイミングフック、この組み合わせはめちゃくちゃ釣れます。フックをバーブレスにしてもちゃんと釣れます。もしこれからルアーフィッシングを始めようと思っている人が居たら、ぜひ使ってみてください。