ジビエ

伸びしろしかない!!鹿肉チャーハン

2022年11月2日

 今回のジビエ料理は鹿肉を使ったチャーハンです。もうジビエと言っていいのかどうなのかもわからない領域ですが、野生鳥獣の肉を使用しているのでジビエということにしておきましょう。強いて言えば和ジビエでしょうか。

「ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。」

日本ジビエ振興協会

 事前にお伝えしておきますが、今回のチャーハンは超が付くほど手抜きです。むしろこの記事を見て「もっとこうした方がいいんじゃないか」という意見を期待しているレベルです。最初から言う事じゃないかもしれませんが、味付け・アレンジのアドバイス楽しみにしてます。

材料

鹿肉ミンチ

 まず、鹿肉のミンチを用意します。と言っても僕は冷凍庫から取り出しただけですが。このミンチは、鹿肉をトリミング(成型の意を含む)して出た端肉がもったいないので、ミンサーを購入して作ったものです。もうこれが真夏の暑い時期にミンチにしていたので、挽くのが大変で大変で。もしかすると肉の衛生面も大変なことになっているかもしれません。

人力ミンサーはなかなか大変

その他材料

  • ご飯 2合
  • 卵 2個
  • 香味ペースト 適当
  • サラダ油 それなりに
  • にんにく チューブ可

作り方

1.フライパンに油を引く

 まずはすべての基本、フライパンに油を引きます。僕流チャーハンのコツですが、油をケチってはいけません。体への影響を考えてもいけません。チャーハンを食すと決めた時点で大量の油を摂取することに決まっているので、腹をくくってがっつり入れましょう。

入れる量は直感で

2.卵を炒める

 チャーハンの作り方をこんなに細かく説明する必要があるのかと疑問が残りますが、細かく説明しないと尺が短すぎてブログ記事というよりFacebookの投稿みたいになってしまいます。卵は2個割入れ、適当にスクランブルエッグにします。

この時点でもう美味しい

3.ご飯と鹿肉を入れる

 ここがかなり重要なのですが、ミンチを先に入れましょう。画像をみてわかる通り、僕はご飯を炒めてからミンチを入れました。もう大変、ご飯は既に炒め終えているのに水分を含んだミンチを入れるもんだから、全然肉に火が通らないしご飯からはどんどん水分が抜けていく。だいぶ長い時間炒める羽目になりました。仕事終わりの僕はIQが極めて低いのでこういったミスが頻発します。

この画はあまり美味しそうではない

4.香味ペーストを加える

 香味ペーストって何なんですかね。裏に「チャーハンに」って書いてあるのでとりあえずチャーハンにニュルンとかけていますが、かけすぎるとしょっぱいですし、少しだけだとあんま入れる意義を感じません。うま味調味料的なポジションですかね?とりあえず適当にかけておきます。

味付けこれ一本!ではない

5.塩コショウでととのえる

 よく料理系のYouTubeとか料理番組で、塩コショウで味をととのえると言っていますが、これもわかりにくい表現ですよね。僕の場合、味をととのえると言うより味付けするっていう表現に近いのですが、香味ペーストでカバーしきれなかった部分を塩コショウでカバーしていきます。

6.完全に忘れていたにんにくチューブを入れる

 最後の締めにニンニクチューブを絞ります。忘れていたと言いますか、そもそもどのタイミングでニンニク注入すればいいのかわからないです。香味ペーストあたりで行っておくべきだったんですかね。

完成!いざ実食

ラッキーピエロガラナとパシャリ

 完成しました。アツアツのチャーハンから湯気が立ち、香ばしい鹿肉の香りがします。全然嫌な感じはしません、むしろ食欲をそそられる良い香りです。油を纏ったご飯粒がテカテカに輝いてまるで宝石のようです。それは言い過ぎですね。それでは頂きます。

 味はと言いますと、普通に美味しいです。どこかで見たような感想かもしれませんが、そもそもご飯と卵を油で炒め、塩コショウで味付けしているんですから不味くなる要素がありません。強いて言うなら「少しパンチが足りない」でしょうか。鹿肉も、普通に炒めてしまうとパサパサした食感になりますが、ミンチにされているため粒が小さくパサパサ感はまったく気になりません。噛むと肉汁が溢れ出すってわけでもないのですが、肉肉しくご飯を食べてる感があって満足感が増します。

改善点

 鹿肉チャーハンの改善点ですが、なんといっても味気なさでしょう。ここにレタスや玉ねぎ、ニラやかまぼこなんかが入っていたらかなり良いのですが、僕の家には卵と納豆と米、味噌、鹿肉くらいしかなく、まったくアレンジできませんでした。半分くらい食べ終え、キムチをのせて食べました。美味しかったです。

 次の朝も残っていた分をレンチンして食べたのですが、チーズとキムチをのせて食べました。ものすごく美味しかったです。

炒飯とは

 今回作ったのはあくまで「プレーン鹿肉チャーハン」ということにして、ここからアレンジメニューを追加していきたいですね。今回の鹿肉チャーハンはいうなればネタのないシャリ、卵のないチキンライス、醤油のない冷奴です。無限の可能性があるということですね。

 この記事を読んでくださった皆さん。アドバイス待ってます!!

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