皆さんこんにちは、今週の僕は非常にブルーです。隣の池の青より青い自信があります。エアライフルを落としてバレルシュラウドが曲がったわけですから。心も曲がりました。
10月15日(土)
日付 | 2022年10月15日(土) |
日の出入り | 5:47-16:53 |
出猟時気温 | 20℃ |
天気 | 晴れ |
出発時刻 | 12:00 |
猟果 | ナシ |
この日は、普段の猟場を離れ田園地帯まで遠征していました。いつもは一人で出猟していますが、今日は相棒と一緒なので浮かれていたのかもしれません…。狙いはカモ類だったので、川や池をひたすら車で回ります。
池を15個くらいは回ったでしょうか。なかなか獲物にありつけずお互い疲れも見えていました。そんな折、よさげな池を見つけ、銃をおいて双眼鏡で確認します。しかし池にカモは居ません。肩を落とし車へ戻ろうと銃を担いだ瞬間「カチャッ…ガシャン!!!」と音がしました。先台側のスリング金具が外れ、銃身が地面にたたきつけられてしまいました。
急いで拾い上げ、銃の確認をします。特段壊れていそうな箇所はありません。「スコープずれたか??」くらいにしか考えていませんでした。この時は銃カバーをつけていたので本当の異変に気付きませんでした。
千載一遇のチャンス
「スコープずれたかなぁ、またゼロインしなきゃいけないかなぁ」とブツブツ言いながら、車を流していると視界の隅に朱色の頭が映ります。コウライキジです!!
僕は「初めての獲物は絶対にカモかキジだ」と心に決めていたので、すぐさま車を止めて銃を担ぎます。しかし、車通りが多く、キジがいるのも車から見える範囲。相棒が「あの位置にいるならこの後土手に上がってくると思うからそこで待てばいい」というのでアドバイス通り一旦車に戻り、人目の少ない河川敷から土手へアプローチする作戦へ変更しました。
河川敷に車を止め、双眼鏡を覗いていると、居ました!先ほどのキジです!しかもなんとオスが3羽のメスが1羽で計4羽いるではありませんか。すかさず周囲を確認し、エアライフルに弾倉を入れます。あぐらをかいて草の上に座り、そっとスコープを覗きます…。
「パシーン…パシュン!!」とペレットが射出され着弾した音がしますが、肝心のキジはまったく微動だにしません。キジがアホすぎてペレットに気付かなかったのかと思い、その後5発ほど撃ちました。しかし一向に弾が当たりません。まぁ近くは通っているだろうけど風の影響かな?なんて思っていました。相棒を車に待たせていたので、潔く諦めその日は終了しました。
曲がった銃身
翌日、いつもの池に行き水面のカモを狙います。スコープが狂っているなら水面に着弾するはずです。こういうときに限ってカモは居るんですよね。カルガモに狙いを定め引き金を引きます。「パシーン…パシャッ!!」 自分の目を疑いました。水柱がレチクルの中央とまったく違う場所で立っています。これはもうスコープのズレなんていう小さな誤差ではありません。もしやと思い銃カバーを外すと
銃身が曲がっている・・・。ぱっと見わからないですが、よく見ると確かに曲がっています。ライフリングが切られた本当の銃身はもっと奥にあるのですが、シュラウドバレルが間違いなく曲がっています。もう言葉にならないくらいのショックでした。
すぐさま銃砲店に連絡し、シュラウドが曲がった事と、修理可能かを聞きました。幸運なことに、問屋に部品はあり、修理もできる可能性が高いですが、最低2週間はエアライフルが使えないのと、修理代金ウン万円は心にも財布にも大きなダメージです。
後日、馴染みの銃砲店へLINEで状況を送り、コミコミ2万5千円程で修理してもらうことができました。シュラウドが曲がっていただけでした。修理にかかった時間は15分ほどでした。良かったです。
原因
帰ってから検証したのですが、負環からスリングが勝手に外れたのはスリング側のスナップが原因でした。金具がねじれた状態で力がかかると、押してもいないのにスナップが開いています。恐らくこの状態で銃を持ち上げ、持ち上がった瞬間にスナップが負環から外れ銃が落下したと考えられます。これは完全に、スリングを安い刈払い機用ベルトで代用していた自分の責任です。
先日自作した負環には不具合はなく、ひとまず負環としてしっかり役目を果たしているので今のところ負環を変える予定はありません。スリングは実銃用のもっとしっかりしたものに買い替えます。負環を自作した話はコチラ
ひとまず、僕の記事を見て誰かが真似する前に自分がやらかして良かったです。といっても、まだ全然人に見られているようなブログではないんですけどね。